Music Voyage : ピーター・バラカン × 鳥居真道 2017.3.14 tue.

今からおよそ半年前、今年の3月にピーター・バラカンさんと不肖鳥居が二人でピンポンDJもといB2Bをするイベントを行いました。

このイベントは二回目で、記念すべき第一回は昨年2016年の6月にありました。そのときのことは以下の記事にまとめてあります。

Music Voyage DJ (June 7, 2016) ピーターバラカン×鳥居真道

念のためイベントの概要について説明しますと、ピーター・バラカンさんとわたしがDJとして、卓球のラリーのように一曲ずつ交互に選曲していく「バック・トゥ・バック」というスタイルで進めるというものです。お題も決めず、出たとこ勝負で一曲一曲かけていきます。

例によって第2回のダイジェストも記事にしようと考えていたのですが、イベント終了後は何かと忙しく、また運悪く生活リズムが安定しない状況を余儀なくされていたため、常に頭が働いていない状態で、ずるずるとタイミングを逃し、結局書かずじまいにしてしまいました。

その後、なんとピーターさんの主催するライブイベント「Live Magic」に出演することが決定いたしました。イベントは今から一ヶ月後の10月21日・22日に行われます。そのひと月前ということで、なんとなく良い機会であるような気がしないでもないので、ずっと書かずにいた第二回目の内容を朧げな記憶を頼りにここに書き留めようではないかと思った次第であります。なにぶん半年も前のことなので記憶違いないし記憶の捏造の類もあるかとは思いますが、何卒ご容赦いただけますと幸いです。間違い等の責任はもちろんこの私にあります。念のため。

前回同様、じゃんけんで先攻後攻を決めました。記憶では私がじゃんけんに勝って、後攻を選んだような気がします。

1. Let’s Have a Party – Geraldo Pino & The Heartbeats(pb)

先攻のピーターさんからスタートです。近日(3/14時点)リリースとなるリイシューがなかなか良かったとのことでこちらを選曲。ナイジェリアのミュージシャンです。

2. Orere Elejigbo – The Lijadu Sisters(mt)

アフロつながりでこちらを選びました。ピーターさんは「これ、かっこいいね」と仰っておりました。さらにこの曲が収録されたコンピのジャケを見て「あ、持ってる」と笑っておられました。

3. Madres – Daymé Arocena (pb)

たしか”Sisters”(姉妹)から”Madres”(母)というつながりだったのではないかと思います。間違っていたらすみません。キューバの女性シンガーです。2015年のLive Magicに出演したそうです。

4. One Love – Nas(mt)

前述の曲からカリンバのような音が聴こえてきたのでこちらを選びました。ちょっとラップをぶっこんでみました。

5. Your Lips – Olu Dara(pb)

ナズの父、トランペット奏者のオル・ダラの曲。ピーターさんはライブを観たことがあるそうです。オル・ダラはステージから客席に降りていって女性の目の前で演奏していたとのことです。

6. Double Dutch – Malcolm McLaren(mt)

リズムにラテン・プラス・アフリカっぽさを感じたのでこの曲をチョイス。後日このあたりでとんちんかんなことを言っていたことに気付き冷や汗をかきました。こういうイベントでは地力が試されますね。

7. New Amsterdam – Elvis Costello & the Attractions(pb)

歌詞に”double dutch”が出てくるとのことです。ちなみに”double dutch”の意味は「ちんぷんかんぷ」。

8. Wearin’ That Loved On Look – Elvis Presley(mt)

エルヴィスつながりで。アメリカン・サウンド・スタジオお抱えのメンフィス・ボーイズの演奏が好きという話をしました。

9. Little Queenie – Jerry Lee Lewis(pb)

このあたりちょっと怪しいのですが、エルヴィスと同時代の白人ロックンローラーということで選ばれたように記憶しております。またチャック・ベリーがアルバムを作っているというお話をしました。チャック・ベリーの訃報が届いたのは4日後の3月18日のことでした。

10. I’m Talking About You – Dr. Feelgood(mt)

チャック・ベリーのカバーつながりで大好きなフィールグッドをチョイス。

11. Dr. Feelgood – Aretha Franklin(pb)

フィールグッドということでこちら。

12. April Fools – Aretha Franklin(mt)

アレサつながりで。エイプリル・フールにはまだ早かったのですがこの曲を選びました。

13. Young, Gifted & Black – Bob & Marcia(pb)

“April Fools”が収録されたアルバムのタイトルはYoung, Gifted & Blackです。そのアルバムタイトル曲(原曲はニーナ・シモン)のレゲエ版です。

14. Miles(Black Satin) – Sly & Robbie(mt)

レゲエ、そして”○○&○○”という名前が共通するという理由からこの曲を選びました。

15. Perfect Way – Scritti Politti(pb)

前曲がマイルスのカバーからであったことから、反対にマイルスがカバーした曲の原曲。

16. Sweet Jane – Lou Reed(mt)

スクリッティ・ポリッティのアルバムにロバート・クワインが参加していたことからこちらを選びました。もうちょっとクワインが目立つ曲にすれば良かったと後悔しました。

17. Under My Thumb – The Rolling Stones(pb)

ピーターさんは最初”Jane”つながりでアルバム『アフターマス』から”Lady Jane”をかけようと思ったそうですが、直前で気が変わってこちらにしたそうです。

18. Cold Sweat – Phil Upchurch(mt)

サムつながりで、レーベル「ブルー・サム」の作品から。ブルー・サム作品でプロデューサーとして活躍したトミー・リピューマが亡くなったのはこのイベントの前日でした。ベースを弾いているのはチャック・レイニーです。

19. The Cantaloupe Woman – Grant Green(pb)

こちらを選ばれた理由が朧げで何とも言い難いのですが、ファンキーなギターインストというつながりだったのでしょうか。記憶があやふやで誠に申し訳ありません。

20. The Sidewinder – Tamiko Jones with Herbie Mann (mt)

ブーガルーっぽいリズムが似ている曲ということで選びました。

21. Flute Thing – The Blues Project(pb)

ハービー・マン→フルートというわけでこちら。鍵盤を弾くのはアル・クーパー。

22. One – Harry Nilsson(mt)

アル・クーパーもカバーしたことがあるこの曲を選びました。

23. Putin – Randy Newman(pb)

ピーターさんはニルソンの「ランディ・ニューマンを歌う」というアルバムが好きだそうです。ちなみにわたしも好きです。こちらはランディ・ニューマンがプーチンのことを歌った曲です。

24. I Think It’s Going To Rain Today – Nina Simone(mt)

ランディ・ニューマンの曲です。しっとりした曲をチョイスし終盤に近づいている感じを演出しました。

25. I Wish I Knew(How It Would Feel To Be Free) – The Derek Trucks Band(pb)

ニーナ・シモンのカバーでもおなじみの曲をデレク・トラックスもカバーしているということでこちら。

26. Natural Woman(You Make Me Feel Like) – Shirley Scott & The Soul Saxes (mt)

上記の曲をカバーしている女性オルガニストからがキャロル・キングの名曲をカバーした曲で終わりです。

以上です。やはりこういうことは記憶の鮮明なうちにやらなくてはならないと後悔しております。

というわけで我々トリプルファイヤーも出演します「Live Magic」の詳細については下記リンクよりご確認いただけます。ピーターさんの選んだ世界各国のミュージシャンたちが恵比寿ガーデンホールに集います。我々も張り切って参りたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。

https://www.livemagic.jp/