JET SETでDJをする

先日の下北沢インディーファンクラブの番外編で不肖鳥居が30分間DJをするというイベントがありました。ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました。こんな馬の骨のDJに時間を割いていただいた奇特な方々には感謝しても感謝しきれません。

イベントの説明をしますと、我々の「エキサイティング・フラッシュ」を取り扱っていただいているJet Setさんのご厚意によりJet Set下北沢店の店頭にてDJをさせていただいたのです。もちろん私個人がオファーを受けたものではございません。バンドにオファーがあったのですが先日の企画において選曲人を務めたことから選曲担当の位置を我が物とする私が当然のごとく名乗りでたのであります。言うは易く行うは難し、既得権益とはなかなかに手放すことが困難であるものだということが身に沁みる一件でありました。

名義についてはメンバーにより”DJとりーぱみゅぱみゅ”やら”DJのとりいあす”やら色々案が上がりましたが本名でいこうと決めました。トリプルファイヤー(鳥居真道)ぐらいのつもりでいたら、鳥居真道(トリプルファイヤー)になっていたので驚きました。告知では錚々たる方々に囲まれてただ一人()すらないただのフルネームとなっていて更に困惑しました。

DJをするのは初めてというわけではありません。高校生の時分に友人が開催していたイベントでスピンしたことがあります。田舎の高校生がやるものですから決して本格的なものではなく、カラオケ屋の広い部屋を借りて機材を持ち込んでやるというような小規模なものです。本番の日に向けて機材一式を持った友人宅でその使い方を覚えました。十分に練習する時間があったのでBPMを合わせ曲と曲を被せる所謂”つなぎ”を習得したりもしました。

それも8年も9年も昔の話。DJに関する一切のことを忘れてしまったのでインターネットで”DJ入門”などと検索して機器の使い方を復習していたのですが、当日Jet Setに伺うとお店の方が親切にレクチャーしてくれたので前日までの不安も杞憂に終わったのでした。どうもありがとうございました。

選曲に関してはやはり悩みました。ドンと「鳥居真道」の名前で告知されたのをいいことに開き直って個人の趣味全開でいこうとも考えましたが、バンドでやっていることと関連性の弱いものをかけるのも何だしということで、バンドに加入しなかったらおそらく手に取っていなかったであろうプログレ~カンタベリー~レコメン、ジャーマンプログレでいこうと決めました。万が一CDJがなかったときのために家にある7インチを全て持って行きました。

当日流したものは以下となります。

1. Caravan / If I Could Do It All Over Again,I’d Do It All Over You
2. Gong / Eat That Phone Book Coda
3. Picchio Dal Pozzo / Strativari
4. Zamla Mammas Manna / Knapplosa
5. ZNR / Avrile En Suede
6. Aksak Maboul / The Mooche
7. Aksak Maboul / Vappona,Not Glue
8. Moebius & Plank / Two Oldtimers
9. The Beach Boys / Dance,Dance,Dance
10. The Ronettes / Be My Baby
11. Tom Tom Club / Wordy Rappinghood

1,2曲目はなかなか良かったと思います。3曲目のイタリアのパンド、ピッキオ・ダル・ポッツォを流しているときに見に来てくれていたお客さんがざわついたので、途中でやめてスウェーデンのバンド、ツァムラ・ママス・マンナ(a.k.a.サムラ・ママス・マンナ)に。5のゼッテンネールはかけたかどうか記憶が曖昧です。かけたような気がします。8曲目がわりと長めの曲で余裕ができたので、予定を変更して7インチをかけることにしました。しかし今となっては8と9の関連性の薄さと落差がちょっと心残りです。イギリス→フランス→イタリア→スウェーデン→フランス→ベルギー→ドイツときていきなりド直球のアメリカンポップスですから必然性があまりにも薄すぎます。最後はたまたまCDケースに入れていたトム・トム・クラブを流しました。そうするとお店の方が本日3度目だと教えてくれました。森は生きているさんとミツメさんが流していたとのことです。

久しぶりにDJをして気づいたことは割りと手持ち無沙汰になるということです。DJをやられる皆さん何をしていらっしゃるんでしょう?

需要に関しては全く自信がありませんが、「私しゃ富山の押し売り男 エー、エー、毒消しゃいらんかね」ということでまた機会があればやってみたいと思ます。

 

notoriious